暗号資産のシードフレーズを iPhone に保存すべき?
一般的な答えは「いいえ」です。ウォレットのシードフレーズは、紙か金属プレートに書いてオフラインで、安全な場所に保管します。iPhone にもコピーを置きたいなら、スクリーンショットや普通のメモにはしないでください。そのコピーには、暗号化されたボールトのほうが適しています。
このページは保管方法だけを扱います。金融に関する助言ではありません。
知っておくべきことは?
- フレーズそのものがウォレットです。 それを読んだ人は、たいていあなたの iPhone がなくても、どのデバイスからでも資金を動かせます。
- スクリーンショットは広がります。 写真アプリは iCloud、共有アルバム、メモリー、バックアップに同期します。
- オフラインのコピーは遠隔から攻撃されません。 ただし、なくしたり、燃えたり、見つかったりすることはあるので、それにも備えます。
写真アプリのスクリーンショットがよくない理由は?
シードフレーズのスクリーンショットは、ただの写真です。同じ Apple アカウントのすべてのデバイスに同期し、ライブラリをスクロールした人なら誰にでも見えます。
Apple の iCloud データセキュリティの概要によると、標準のデータ保護では、写真と iCloud バックアップはエンドツーエンドで暗号化されません。その鍵は Apple が持っています。高度なデータ保護をオンにすると、写真と iCloud バックアップはエンドツーエンドで暗号化されます。
メモやパスワードマネージャーはどうですか?
普通のメモは、写真と同じくらい無防備です。専用のパスワードでロックしたメモなら、ずっとましです。違いは ロックしたメモとボールトアプリのページで説明しています。
同じ Apple のページによると、iCloud キーチェーンのパスワードはエンドツーエンドで暗号化されます。それぞれが何を守るかは、キーチェーンとボールトアプリを参照してください。
一般的にはどうしていますか?
もっとも一般的なやり方は次のとおりです。
- フレーズを紙に手書きします。 同期するものには入力しません。
- 2 つ目のコピーを作ります。 紙か、刻印した金属プレート。金属のほうが火や水に強いです。
- コピーを 2 か所に保管します。 たとえば自宅の金庫と、家の外の信頼できる場所。
- それぞれのコピーを一度確認します。 ウォレットに確認機能があれば、それに照らして 1 語ずつ読み合わせます。
ウォレットの提供元の手順と違う点があれば、そちらに従ってください。復元の手順はその提供元がいちばんよく知っています。
iPhone にコピーを置くなら、Cryptile ではどうしますか?
- Cryptile を開き、8 マス以上のパターンを描きます。新しいパターンでは、新しい空のボールトが開きます。
- そのボールトの 9 語のリカバリーフレーズを紙に書き留めます。リセットはありません。
- 「Add」(追加)→「Note (passwords, codes)」(メモ:パスワード、コード)をタップし、シードフレーズを入力します。クリップボードから貼り付けないでください。
- ボールトをロックします。アプリを離れたときにもロックされます。
ここでは写真より入力のほうが適しています。紙のコピーを撮影しなければならないなら、「Add」→「Take photo」(写真を撮る)を使えば、写真アプリに入りません。
これが守れないもの
iPhone 上のマルウェアは、ボールトが開いている間、画面に出ているものを読み取れます。パターンを描くところを見た人は、ボールトを開けます。パターンは長いパスフレーズより弱いものです。パターンと Cryptile のリカバリーフレーズの両方をなくすと、コピーは失われます。いちばん大切なのは、やはりオフラインのコピーです。
Cryptile で行う
Cryptile は、メモ、写真、ファイルを、パターンからデバイス上で作った鍵で AES-256-GCM により暗号化します。アカウントもサーバーもなく、開発者があなたの鍵を持つことはありません。
Cryptile は無料で、最大 2 つのボールト、写真 100 枚、動画 10 本まで使えます。Plus は上限を外し、ボールト内の検索とパニックパターンを加えます。年額 $19.99(7 日間の無料トライアル)または買い切り $39.99 です。